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ICT土工におけるローカライゼーションの役割について

このページでは、GNSSでICT建機の作業をする上で必要不可欠なローカライゼーションについて解説しています。

ICT建機はGNSSで衛星座標値を取得し、設計データと比較することでMCやMGなどの半自動制御作業を可能としています。
しかし、衛星座標をそのまま利用することは出来ないので、各現場ごとにローカライゼーション作業が必要になってきます。

目次

そもそもローカライゼーションとは?

ローカライゼーションは、簡潔に言えば衛星座標値を現場座標値に合わせる(補正する)作業のことです。
ローカライゼーションで作成された座標変換値(DCファイル)をICT建機にインポートすることでMCやMGなどの作業が可能になります。

なぜローカライゼーションが必要?

ICT建機のGNSSで取得する観測データは緯度、経度、楕円体高となります。
しかし、工事で使われる座標はすべて平面直角座標で表されているので、そこには差異が生じてしまいます。

そのため、ICT建機を高精度で施工するためには差異を無くす作業、すなわち局地化が必要になるわけです。

ローカライゼーションの方法

ローカライゼーションにはRTK-GNSSとネットワーク型RTKの二通りのパターンがあります。
このページでは、RTK-GNSSを使ったローカライゼーションについて解説します。

GNSS基準局の設置

RTK-GNSSでは基準局と移動局、合わせて2つのGNSSが必要になります。
まずは、GNSS基準局の設置を行います。

基準局設置の際に気を付けるポイントは以下の通りです。

  • 基準局の上空視界が確保されていること
  • 電波塔などの障害電波が発生しない場所
  • 金属製品や高層建築物が近くにない場所
  • 基準局から送られる補正データをICT建機が受け取れる場所

基準点の観測

移動局を使い任意の基準点を5点~7点程度観測します。
その際の注意点ですが、観測する基準点は必ず工事施工範囲を囲うように選択してください。

ローカライゼーションは基準点で囲われた範囲以外では適応されません。

また、観測の際は衛生状況にも注意しなくてはいけません。
特に注意が必要なのが観測精度を表すDOP値(精度低下率)です。

DOP値は1.0を基準に、数値が大きくなるにつれて観測精度が低くなります。

座標変換値の作成

基準点座標データと観測データを使い、座標変換値(DCファイル)を作成します。

座標変換値は専用ツールを使って作成できますが、代表的なのはTrimble Business Centerです。

ローカライゼーションで高精度なICT土工を実現

ローカライゼーションは衛星座標を現場座標に変換するための作業。
変換座標値があれば高精度なICTが実現可能。

ローカライゼーションを行えば、丁張いらずでICT建機が数センチ誤差の範囲内で施工することが可能になります。

セシャトでは、GNSSレンタルとローカライゼーションを行うサービスを展開しています。
ご要望の際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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