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【Focus50】究極の傾き補正SurePointの驚くべき精度とは?

このページでは、自動追尾トータルステーション【Spectra Geospatial Focus 50】の注目機能SurePointについて解説しています。

目次

唯一無二の傾き補正【SurePoint】

Focus50は独自の傾き補正を搭載しているため、軟弱地盤や長時間設置時に生じる整準のズレをリアルタイムにほぼ完全な水平に維持することが可能です。
なので、器械据え直しの時間を大幅にカットし作業効率が格段に上がります。

また、高低差の大きい法面の計測や大型構造物の垂直を正確に取りたい時などにも有効です。

SurePointの凄さを検証してみた

SurePointの傾き補正がどれほどのものなのか検証してみました。

Focus50を設置後、点間距離約20mのポイントを観測します。
結果は以下のようになりました。

次に、整準をチルトオーバー付近まで大幅にずらし再度同じポイントを観測します。
整準のズレと観測結果は以下の通りです。

次は、点間距離約100mのポイントを観測します。
器械を整準した際の観測結果は以下の通りです。

次に、整準をチルトオーバー付近まで大幅にずらし再度同じポイントを観測します。
整準のズレと観測結果は以下の通りです。

検証結果まとめ

検証結果のまとめは以下の通りです。
SurePointの効果を分かりやすくするために、SurePoint機能が付いていないFocus35も同じ条件で観測しています。

器械名点間距離水平誤差
Focus35約20m3mm
Focus50約20m1mm
Focus35約100m6mm
Focus50約100m2mm
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